<Header>
<Author: 司空曙>
<Title: 賊平後送人北歸>
<Format: 格式不明>
<Year: 1973>
<BookName: 唐詩三百首2>
<Translator: 目加田誠>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 賊平らぎて後、人の北に帰るを送る>
<BookPage: 134>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
世亂同南去，
時清獨北還。
他鄉生白髮，
舊國見青山。
曉月過殘壘，
繁星宿故關。
寒禽與衰草，
處處伴愁顏。
<End Poem>
<Translation>
世が乱れてともに南にのがれたが
世が治まって君はひとり北に帰る
他郷にあって君もいつか白髪を生じたが
今故郷にかえれば青山はもとのままの姿であろう
あれたとりで あかつき残月を戴いて荒塁をすぎ
星降る夜に入って古い関所の宿に泊まり
寒々とした鳥の声
うら枯れた道の草
到る処旅愁にくもる君の眼に
佗しくも映ることであろうか
<End Translation>
<Formatted Translation>
世が乱れてともに南にのがれたが
世が治まって君はひとり北に帰る
他郷にあって君もいつか白髪を生じたが
今故郷にかえれば青山はもとのままの姿であろう
あれたとりで あかつき残月を戴いて荒塁をすぎ
星降る夜に入って古い関所の宿に泊まり
寒々とした鳥の声　うら枯れた道の草
到る処旅愁にくもる君の眼に　佗しくも映ることであろうか
<End Formatted Translation>